「新恐竜」はスコットランド人の地質学者、古生物学者、サイエンス・ライターであるドゥーガル・ディクソンによる著作。
初版は1988年に刊行されました。
ドゥーガル・ディクソン氏(Dougal Dixon)
内容は巨大隕石衝突などによる中生代末の大量絶滅が起こらなかった地球の現代の生物相。
その世界では滅びなかった恐竜たちが更に進化し、哺乳類は繁栄していない。
地球全体を扱った緻密な世界観の構築と圧倒的なビジュアルは、
ドゥーガル氏の前作である5000万年後の地球を舞台にした「アフターマン」と共に、
それまでの架空の進化を扱ったモノとは一線を画し、
その創造する楽しさを広く世にしらしめた著書です。
「新恐竜」太田出版刊 1988年/日本での初版
「アフターマン」太田出版刊 1990年/旺文社1982年刊の改訂版